ここでは、ベッド、冷蔵庫、洗濯機といった大型の家具・家電と一緒に単身者が引越しする場合、どの業者がもっともおすすめなのかを調べた結果をまとめています。
今回ご紹介する格安引越し業者の中で、もっともお得だったのは「天草引越センター」でした。上記条件の荷物で引越しをする場合の見積もり額は、37,908円です。(※2018年7月現在)
安さの決め手は、単身者向けのプランでありながら、大型家具の配送にも標準で対応している点。
一般的な単身者パックや学生プランの場合、専用のボックス等を使ってトラックのスペースを一部利用する形になることが多いです。
ボックスに収まりきらない荷物に関しては別途オプションで運んでもらうか、大荷物にも対応している高額なファミリー向けのプランを利用することになります。
しかし、天草引越センターなら、2トンのショートトラックを利用して引越し可能。
2トントラックは積載量が軽トラックの2倍あるため、洗濯機や冷蔵庫といった大型家電がある場合でも、一度の輸送ですべての荷物を運ぶことができるのです。
引越のアンクルも、荷物が多い単身者におすすめの格安引越し業者となっています。
もともと個人向けに引越しサービスを提供している業者であることや、宣伝広告費をカットしていることから、ベッドやピアノといった大型家具の配送も可能です。
再利用や初回での受注率が90%を越えるなど利用者からの評価も高く、個々の事情に合わせて対応してくれる点も見逃せません。
LIVE引越サービスのおすすめポイントは、単身者向けプランで2トントラックを選択できることです。
引越し距離の長短や荷物量の多い少ないといった条件に合わせてプランが細分化されており、大型の家具や大量の荷物がある引越しにも対応しています。
2トントラックの場合、平日で時間指定をしなければ、基本料金24,000円に荷物の配送料や積み下ろし料金を加えた金額で引越しできるなど、割引が充実している点も魅力的です。
大手の引越し業者は、料金が高い場合が少なくありません。一方で、大手は小規模な引越し業者に比べてプランが充実しているのが強みです。
アーク引越センターの場合、荷物が多くても「荷物多め単身プラン」で引越しできます。
大型家具の配送はもちろん、家具や家電の荷造りから新居への設置までスタッフに任せることができるため、引越しのプランを選ぶのが面倒な人、急いで引越しをする必要がある人にとっては心強い味方です。
ハトのマークの引越センターで単身者が引越しをする場合、「小鳩パック」や「小鳩スカイパック」を選べると非常に安く引越しできます。
ただ、荷物が多い場合は長距離輸送に対応した「青春引越便」一択です。
105センチ・105センチ・180センチのボックスに入る荷物が対象ですが、ベッドの大きさによっては入りきらない場合もあります。
新居へベッドを持っていきたい単身者向けに、ベッドの配送オプションを用意しているわけではないため、青春引越便で対応できない場合はより大容量のファミリー向けプランの利用が必要です。
サカイ引越センターの単身者向け引越しプランは、「小口便引越サービス」となっています。
144センチ・105センチ・75センチサイズのボックスに収まる量の荷物なら、お得に引越し可能です。
単身者向けのボックスとしてはサイズにゆとりがあるほうですが、洗濯機や冷蔵庫のほかにベッドを運ぶ必要がある場合、ボックスに荷物が収まりません。
ちなみに、期日指定ができない代わりに料金が安くなる「ご一緒便コース」も、小口便引越サービスと同じサイズのボックスを使います。
荷物が多いとファミリー向けのプランが必要になり、引越し料金も割高になりやすいです。
アリさんマークの引越社では、荷物量に応じた格安プランが複数用意されています。
ただ、「超ミニ引越しプラン」や「特ミニ引越しプラン」はダンボールに収まる程度の荷物が対象で、冷蔵庫や洗濯機などは持っていけません。
そのため、最低でもテレビや洗濯機、自転車など約3畳に収まる荷物を運べる「ミニ引越しプラン」以上のコースを選ぶことになります。
一定のサイズに収まっていればベッド込みでも格安で引越しできますが、今回のケースでは大きめの家具が複数あるため、ミニ引越しプランでは不足する可能性が高いです。
オンラインで概算の見積もりを取った場合、福山通運の引越し料金は37,390円となります。
ただ、実際にはここに人件費や梱包資材費が必要になってくるため、総額で考えると割安感は薄れてしまうでしょう。
荷物が少ない場合は、安さ重視で見積もりをお願いできるのでお得ですが、大型家具がある場合は料金が高くなりやすいため少しおすすめしづらいです。
とくに、ウォーターベッドなど解体できないベッドを愛用している場合は、別の業者を利用しましょう。
ヤマトホームコンビニエンスは、配送業者大手のクロネコヤマトが手がける引越しサービス。
一般的な単身者向けの引越しプランは、冷蔵庫や洗濯機、レンジ、ダンボール10箱程度を運べる「単身者向けプラン」です。
ただ、このプランでは必要最低限の家具家電しか運べません。ベッドやソファなどの大型家具に関しては、別途「らくらく家財宅急便」を契約して新居に送る必要があります。
ベッドのサイズや構造上解体ができるかどうかなどによっても配送料金が変わってくるので、利用する際は必ず見積もりを取りましょう。